建売住宅と注文住宅、豊橋・豊川で建てるならどっち?違いと費用を徹底比較

建売住宅と注文住宅、豊橋・豊川で建てるならどっち?違いと費用を徹底比較

2025.09.25

建売住宅は「すぐ住める・価格が分かりやすい・手間が少ない」のが大きな魅力。
一方、間取りや設備選びの自由度はぐっと下がります。
それに対して注文住宅は「家族だけのこだわり・自由設計を形にできる」が最大の利点。
一方で、費用が膨らみがちで、土地選びや家づくりの計画自体もなかなか大変です。

どちらの場合も、ご家族のライフプランと「何を最優先したいか」を整理し、自分たちなりの現実的な資金計画をもとに考え抜くことが大切です。

本記事では、豊橋・豊川・浜松エリアで注文住宅と建売住宅の両方をご提供する「タイコウハウス」が、建売と注文住宅の根本的な違いから費用、後悔ポイントまでわかりやすくまとめます。

そもそも何が違う?建売住宅と注文住宅の7つの違い

住宅を比較する夫婦

マイホームを考え始めたとき、最初に突き当たるのが「建売住宅と注文住宅、どっちがいいの?」という疑問です。

簡単に言うと、建売住宅は「完成品の家と土地をセットで買う」のに対し、注文住宅は「土地を探し、そこに自分たちの理想の家をゼロから建てる」という違いがあります。

このスタート地点の違いが、家づくりの自由度や費用、入居までにかかる時間など、様々な面に影響してきます。
まずは下の早見表で、7つの項目の違いをざっくりと掴んでみましょう。

「建売」と「注文」それぞれのメリット・デメリット

ミニチュアの縮小したマイホームの模型

ここでは、建売住宅と注文住宅、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

建売住宅のメリット・デメリット

建売住宅は、土地と建物がセットで販売されており、「完成イメージが事前にわかる」「入居までが早い」「価格が明快」なのが特徴です。
実際に建物の中に入って日当たりや風通しを確認したり、家具の配置をイメージしたりできるため、「こんなはずじゃなかった」というギャップが少ないのが大きなメリットです。

その反面、間取りや設備はすでに決まっているため、「ここがもっとこうだったら…」という妥協点が出やすいデメリットもあります。
例えば、「リビングにもう一つ収納が欲しかった」「キッチンの作業スペースが少し狭い」「コンセントの位置が手持ちの家具と合わない」といった、暮らし始めてから気づく細かな不満が出てくる可能性があります。

注文住宅のメリット・デメリット

注文住宅は土地探しから始まり、間取り・仕様・外観まで全てをオーダーメイドで決められます。
理想をとことん追求できるのが最大のメリットです。
「趣味の自転車を置くための広い土間が欲しい」「洗濯から収納までが一直線で完結する家事動線にしたい」「ペットが走り回れる傷つきにくい床材を選びたい」といった、ご家族のライフスタイルに合わせた唯一無二の家づくりが可能です。

ただし、打ち合わせや検討事項が多く、こだわればこだわるほど、完成までに時間と手間がかかる場合もあります。
間取りはもちろん、壁紙の種類、ドアノブのデザイン、コンセントの位置や数に至るまで、膨大な選択肢から一つひとつ決めていく必要があります。
また、こだわるほど費用が変動しやすい点も考慮が必要です。
希望の設備を追加していくうちに、気づけば当初の予算を大幅に超えていた、というケースも少なくありません。

建売と注文住宅を項目別に徹底比較

家のチェックリスト

基本的なメリット・デメリットが分かったところで、ここからはさらに一歩踏み込んで、皆さんが特に気になるであろう「費用」「自由度」「期間」といった具体的な項目別に、両者を詳しく比較していきます。

【費用比較】総額はどれくらい違う?

木の人型フィギュアと白い家の模型

一般的に、建売住宅は注文住宅より総額が数百万円安い傾向にあります。
しかし、最も重要なのは価格差そのものよりも、ご自身の年収やライフプランに合わせた的確な予算計画を立て、それを守れるかどうかです。

〈価格が明確で安心感のある建売住宅〉

建売住宅は、土地と建物がセットで「総額〇〇万円」と提示されるため、資金計画が立てやすいのが最大のメリットです。
追加費用が発生しにくく、予算オーバーのリスクを最小限に抑えたい方にとって安心感があります。

〈工夫次第で予算を最適化できる注文住宅〉

注文住宅は「いくらかかるか?」が一番の不安点です。
理想を追求するほど費用は膨らみがちで、土地代や付帯工事費を含めると想定を超えることも。しかし、これは裏返せば「お金をかける部分」と「コストを抑える部分」を自分で決められるということでもあります。
「お金をかける部分」と「コストを抑える部分」を見極めるには、専門的な知識と視点が必要になります。
ご自身のライフスタイルやライフプランによって、どうカスタマイズできるかは異なるため、経験豊富なプロにまずはご相談するのをおすすめします。

【自由度比較】「こだわり」をどこまで形にできる?

木目の床材とキッチンのタイコウハウス施工事例

「自分たちらしい間取りが欲しい」「収納たっぷりにしたい」「趣味のスペースも作りたい」…そんな希望を全部叶えたいなら、注文住宅がおすすめです。
逆に「共働きでなかなか打ち合わせ時間が取れない」「標準プランで十分」「暮らしやすければ、こだわりはあまりない」という方には建売住宅の方が手軽です。

ただし、「自由設計」と言えども予算や土地の制約はあります。
注文住宅では“自由度が高い分、選択肢が多すぎて迷う“決める手間も多い”という現実にも向き合わないといけません。
「自分で調べたい・こだわりたい派」なら楽しい一大イベントですが、そうでないなら逆に大変になる可能性もあります。

家族の暮らし方・将来のライフステージ変化を考えて、「どれくらい自由度が欲しいか」「こだわれる時間や労力があるか」を振り返り、建売住宅なのか注文住宅なのかを検討してみましょう。

【期間比較】検討開始から入居までのスケジュールは?

青い卓上カレンダーの隣に木製の家が置かれている。

「いつから新しい家に住み始めたいか」も、住まい選びの重要な判断基準です。
特にお子様の進学や転勤など、タイムリミットがある場合は、入居までの期間が選択の決め手になることも少なくありません。

建売住宅と注文住宅で、どれくらい入居までの期間の差があるのかみていきましょう。

建売住宅:最短1~3ヶ月程度

建売住宅の大きな魅力は、入居までのスピード感です。
すでに完成している物件はもちろん、建築中の物件であっても、契約から引き渡しまでの期間は比較的短く、気に入った物件が見つかれば「最短1~3ヶ月程度」で新生活をスタートできます。

「子どもの小学校入学に合わせて4月までに入居したい」「今の賃貸アパートの契約更新前に引っ越したい」など、具体的なスケジュールが決まっているご家庭にとっては非常に心強い選択肢です。

注文住宅:1年~1年半

注文住宅は、土地探しから始まり、建築会社選び、間取りや仕様の打ち合わせ、建築工事と、多くのステップを踏むため、一般的に検討開始から入居まで1年~1年半、場合によってはそれ以上かかります。

一つひとつのプロセスをご家族で話し合い、悩み、決めていく時間は、家づくりそのものを楽しむ醍醐味とも言えます。
家が少しずつ形になっていく過程を見守れるのも、注文住宅ならではの体験です。
スケジュールに余裕を持って、じっくりと理想の住まいを追求したい方に向いています。

<タイコウハウスの建売は「注文住宅が嫉妬するような建売住宅」がテーマです!>

新築建売住宅LDKの施工事例。

タイコウハウスでは、注文住宅だけではなく、注文住宅で人気の動線や、吹き抜け、造作洗面台のようなこだわりの設備を、手の届きやすい価格で実現した建売住宅もご提供しています。

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まとめ:建売・注文住宅、それぞれを「自分らしく」後悔なく選ぶために

建売住宅も注文住宅も、それぞれに良さがあります。家族の「将来」「お金」「ライフスタイル」を踏まえ、家族でしっかり話し合うことが何より大切です。

手軽さ・予算優先なら建売住宅、こだわり・自由度重視なら注文住宅、どちらを選ぶにしても「今と将来、無理なく快適に暮らしていけるか?」を判断基準に、ご家庭みんなで納得できるマイホーム選びにつなげてください。